わたしは、生来、たぶん、のんびりした性格だったと思います。

5歳離れたしっかり者の姉は、幼い頃から、頭脳明晰でスポーツ万能、教師からの信頼も厚く、絵にかいたような優等生でした。

当然、親も姉も親戚も、小学校の先生たちも、次女のわたしに、姉のような飛び抜けた優秀さを期待していました。

でもわたし、普通だったんですよね~。

いや、普通より、もっと、どんくさかった。

皆が簡単に出来る体操が苦手だったり、入場行進なんかでは、右手と右足が同時に出ちゃったりして。

いつも家族に笑われていました。

いま思うと、特に家族には悪意があるわけでもないし、末っ子の可愛らしさをイジッていたみたいな感じです。

でも、わたし、傷ついちゃってました。

わたしなんか
わたしなんか
なんてダメな子なんだ

ずっと劣等感。
ずっと自己嫌悪。

見事に、何一つ、姉には叶いませんでした。

運動なんて足元にも及ばないし、成績も就職も。

我が家では、『ストイック』は美徳でした。

でもわたしは、誰にも干渉されずに、のんびり本を読んだり、絵を描いたりするのが好きだったなぁ。

本当は、そんな子どもだったけれど、やっぱり褒められたいとか、承認欲求が出てきて、なんとか姉に追い付き追い越したいと、無理な努力をしてきたような気がします。

大人になっても、こんな年齢になっても、越えられない、逃れられない劣等感に囚われていました。

いつも心のどこかで、姉を意識しながら成長してきたような気がします。

でも乳がんになって、(姉はすこぶる健康体です。)
わたし、無理してたのかなぁ、と思うようになりました。

わたしはわたし、なのに。

姉の目線から見たら、わたしのことは自由奔放な妹だと映っているみたいなので、人の気持ちなんて分からないものです。

何歳になってもしっかり者の姉は、乳がんになっちゃうような、相変わらず『どんくさい』妹を心配しています。

お互い孫がいるような年齢なんですけどね。

これからのわたしは、『脱ストイック』でいこう!と思っています。

具体的なところでは、以前は、食事制限とか運動量とか、なんだかこだわり過ぎていました。


病気をきっかけにして、ちょっとずつ意識を変えていこう、としているところです。



ちなみに、わたしは姉のことが大好きです。

そして、『ストイック』と言っても
素人レベルのことなので、わたしの基準での、という意味で使っています~。

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