それをジャーニーと言うのなら(トリプルネガティブ乳がん経過観察中)

2021年8月に乳がんの告知を受けました。サブタイプはトリプルネガティブ。突然キャンサージャーニーcancer journey が始まってしまいました。

歯科

2022年2月9日 水曜日

今日は術前検査の2回目です。

まずは歯科の定期検診、手術前の口腔内チェックも兼ねています。

朝からバタバタしましたが、歯科クリニックは先月から予約しており、たまたま総合病院の予約も同じ日。

前回の歯科定期検診で打ちのめされた、あの歯科クリニックです。


ちょっと構えて、心を武装する感じで臨みました。

なぜ、病気になってまで、この上さらに傷つくことを恐れなければならないのでしょうね。

別に病気になった側は悪くも何ともないのになぁ。


いつもどおり歯科助手さんのクリーニングが終了すると、仕上げに例の先生が現れました。

構えるわたし。

『手術の日、決まりました?

いま診たところでは、悪いところはないですけど、手術の後とか入院中は、どうしても歯磨きが疎かになります。』

(…)

『もしも、痛みがでたり、口内炎が出たりしたら…。』

(…)

『私、往診しますんで。』

(ん?えーっ!?えーっ?本当ですかっ?)

『主治医あてにお手紙書いときましたんで渡してください。

私、休診日か診察が終わってからになりますけど、行きますよ。自転車乗って。』


えー

びっくりしました。

初めて聞いた。

確かに両方とも地元の病院なので、自転車なら10分程度の距離です。

わたしの通う総合病院には歯科がないので、何かの時には確かに頼りになります。

往診してくれるなんて。

多分、お願いすることはないとは思いますが、嬉しい言葉でした。

がん患者はきっと孤独なんです。

突然病気になって、訳がわからなくて、自分の体なのにコントロール出来ない。

痛みや苦しみを、どうにかしてくれる、わかってくれる、自分の味方のような誰かがいてくれたら…。

それがとても心強いのではないか…。

この先生にかかっていて良かったと、今日は、歯科医を見直した日でした。


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今日は、朝から、月に一度の歯の定期検診(クリーニング)でした。


先生『もう放射線治療は受けられました?』

わたし『いえ、術後に25回の予定です。
放射線も、歯にダメージがありますか?』

先生『うーん。ありますねぇ。
耳の後ろに唾液腺というのがありましてね、これが、放射線で潰れてしまうんです。

そうなると、唾液を作る事が出来なくなるから、食べ物が飲み込めない、食べてもパサパサでいつもクラッカーを食べているみたいな感じになります。

で、口内炎が至るところに出来ます。

胸なので…放射線があたらないように、うまくブロック出来ていれば、そこまでひどくはならないと思います。

でも、化学療法と同じで、口内炎が出来ます。

歯に関して言えば、乳がんは、骨に転移しやすいんです。

だから、歯への影響もあります。』



おもいっきり脅かす~!!

なに、なに!!

唾液腺が潰れるって何?

骨に転移しやすい、ってそんなん知ってるわ!

それを今、言わんでも…


この先生、こういう人なんです。

悪気はないし、勉強熱心なのだと思うので、まぁいいんですけどね。

それにしても、主治医にも言われたことないわ!


帰宅して、しばらくふて寝をしたら立ち直りました。


『色々な言葉で、勝手に打ちのめされされてしまう、がん患者』


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 2021年11月10日 水曜日

月に1度の歯科クリニック受診の日でした。

この歯科クリニックは、ここ数年2ヶ月に1度の定期健診を受けている、謂わばかかりつけ医です。


今回、抗がん剤治療が始まると決まり、乳腺外科から、紹介状を発行するので(無理やり?)必ず歯科の診察を受けるように促されました。

抗がん剤で虫歯が悪化したり、口内炎が出来たり約40%の患者さんに、お口のトラブルが起きるのだそうです。

白血球減少で(わたしはこれが1番の危機)免疫が弱くなるので、歯茎の腫れや出血などが起こり、発熱することもある。

手術の際の全身麻酔で、気管から口のバイ菌が肺に入って肺炎を引き起こすこともある、とのこと。

全身麻酔で虫歯が抜けるとか折れるとか聞いたこともあります。


定期的に歯科に行っているから、紹介状は要らない、と、乳腺外科の看護師さんに伝えるも、
『紹介状を持って行ってください!』と
却下されてしまいました。

適当な事を言って実は歯科に行かない患者さんもいるからでしょうか~

ここは総合病院とは言え歯科がないのです。

嘘はついてないし必ず行くのに、細かいなぁ~

ずっと夫婦で通っているクリニックなので、病気を知られることに抵抗がありました。

出来れば病名を告げずに、今までどおりというわけにはいかないのか…
あの(歯科の)先生に知られて、特別な目で見られたら(特別ってどんな?と今は思いますが)いやだしなぁ。

それでも、親知らずも抜いてもらっているし、全然知らない歯医者さんに診てもらうよりはいい。

何かあった時、やっぱり治療の記録があるクリニックがいいよね、
と、諦めの境地で、発行された紹介状を持って受診しました。

9月、その紹介状を持っての初めての受診では、先生は塩対応で、いつもどおりのクリーニングと指導で終わりました。

とりあえず、1ヶ月後に来ますか?みたいな感じ。

なんだ、これなら紹介状なんか要らなかったわー
せっかく決心して持ってきたのに~

と、あれこれ詮索されたり、興味を持たれても嫌なくせに、スルーされたら、それはそれで気に入らないという、(がん)患者のややこしい感情。

そして2回目、10月。

先生、急に

『オペはいつ?』

『吐き気はどう?
(抗がん剤)大変だよね。
体調は大丈夫ですか?
吐いたら、酸のせいで歯はやられるからね、吐かないに越したことないよ。』

とか

『口の中は、キレイにしておく方がいいですよ。
口内炎や虫歯なんかになったら食べられなくなるでしょう?
やっぱり、食べられると治りも早いですから。』

とか言って、なんだかやる気満々。
ちょっとひいてしまうぐらい。


先生なりに、抗がん剤治療について勉強してくれたんだな、と感じました。

初回のあの塩対応は、急に紹介状を出されて、がんについてあまり情報を持っていなかったからだと気づきました。

そして一昨日の定期健診でも、熱心に今の状況を尋ねてくれました。

実は、紹介状にきちんと返事?を書かないといけないらしいですね。

先生は責任感が強そうなので、(マニアック気質だし)きっちり記入したいんだろうな。

それでも、親身になってくださるのはありがたいし、とても心強い。

大丈夫ですか?

って聞かれたら、嬉しいものですね。

なんで知られたくないと思ってたんだろう?
わたし?

と、いうわけで、

また1ヶ月後に受診予定です。

ちなみに、虫歯も無し、です。



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